【広島県福山市】回答数は12倍に!郵送料金や郵送作業もゼロにするLINEを使った市民アンケート
広島県福山市では、政策に反映していくための市民アンケートを定期的に行っています。 このようなアンケート調査は、調査票の印刷や発送作業など多くの事務が発生し、さらには2024年秋頃には郵便代の値上げが予定されているため費用も増額することになります。
LINEを活用することで、以前まで郵送(紙)と電子申請システムを併用したアンケートを実施していた際に発生していた人的作業が一気に削減され、さらにアンケートの回答数は増加しました。2023年11月29日に第1回目のアンケートが実施されましたので、結果をご報告します。
1.自治体概要
2.取り組み概要
2023年11月29日(水)17時に友だち登録者全員にメッセージ配信を行い、市民アンケートへの回答を促しました。
3.デジタル化でゼロになったこと
以前まで郵送(紙)と電子申請システムを併用したアンケートを実施していた際に発生していた以下の事務作業、コストがゼロになりました。
1.紙の発送準備
LINEの配信で市民に届けることができるため、紙の発送作業がゼロになりました
2.回答結果の入力
紙で届いた回答結果を入力する作業がゼロになりました
3.メールでの回答案内
電子申請での回答を希望される方にはメールでアンケートを通知していましたが、メールアドレスの変更等の対応がゼロになりました
4.アンケートの集計委託コスト
アンケート集計の委託を行っていましたが、自動で集計できるため委託費用がゼロになりました
4.結果
アンケート実施後6日間で6,091件の回答数を獲得し、郵送と電子申請システムを併用したときの回答数と比べて約12倍の結果となりました。これまで回答数の少なかった20代、30代だけでなく、幅広い年代の回答数を獲得できました。また、回答期間中でも必要な時に現時点での回答数を確認することができるため、管理も簡単になりました。
※福山市が発表した結果
https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/soshiki/machidukuri-suisin/316346.html
5.福山市様のコメント
6.さいごに
紙でのアンケートを実施する場合、発送準備、回答結果の入力など多くの回答が必要な手続きほど、それに比例した事務作業が発生します。
今回、それら業務をGovTech Expressに置き換えたことで、事務負担が軽減されただけでなく、回答数も一気に増加しました。
GovTech Expressを利用している自治体であれば、追加費用なく今回のような手続きを実装することができます。Bot Expressのパートナーサクセスマネージャは全国の自治体職員に伴走し、これからも住民を幸せにするオンライン行政を実現していきます。
また、LINEでの発信を有用なものにするために、ある程度の友だち数が必要となります。Bot Expressでは「どうやったら友だち数を増やせるかわからない」といった自治体を対象に、自治体が運用するLINE公式アカウントにおいて友だちが増えた事例をまとめた「友だちを増やす虎の巻」を配布しています。
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