【東京都中野区】LINEでの一時保育予約受付の試行実施がはじまりました
中野区では、10月20日より中野区公式LINEでの一時保育予約受付の試験的実施がスタートしました。
これまで中野区では、電話と電子申請で一時保育の予約の受付を行ってきました。Bot Expressは中野区と伴走し、職員の負担軽減を図るとともに住民に対してより便利な窓口を提供すべく、新しい予約サービスの試行的実施に取り組んでいます。この取り組みにおいて、どんなことができるのか、パートナーサクセスマネージャー淺田が紹介していきます。
中野区の概要
LINEでの一時保育予約受付の利用方法
必要なものはLINEアプリだけ。区立保育園2園で実施している一時保育の予約が可能です。
中野区では、登録後、施設の利用前に面談を行う必要があり、面談が終わっていない方は最短で6日後からの予約、面談が終わっている方は翌日からの予約が可能となっています。中野区の事情に応じた細かい設定を行なっています。
試験的実施期間:10月20日(木曜日)~11月30日(水曜日)
事前の登録後、審査が終わると通知が届き、予約ができるようになります
登録が完了している児童について空き枠を確認後、予約が可能です
期待する効果
既にこのサービスを導入している三重県伊勢市では、電話受付とLINE受付を実施していますが、ほぼ100%がLINEからの利用となっており、利用登録時に保育園の前で並んでいた保護者の列はゼロになりました。
伊勢市の住民からの声では、「以前よりも予約がしやすくなった」「便利だ」「カ レンダーで空き状況が見えるのが良い」「キャンセ ル待ちの申し込みができるので助かっている」など高評価をいただいています。
さらに「予約の開始日を教えてほしい」など住民からの機能改善についての意見を受けて適時改修するなど、住民と一緒に構築しているサービスになっています。
中野区でも、利用住民に対し中野区公式LINEからアンケートを送付します。
全国のGovTech Express導入自治体で利用可能
このサービスは、GovTech Express の「トークで予約」の機能を活用し、構築しています。そのため、GovTech Express を導入済み、今後導入を予定する全ての自治体で、今回の中野区の手続きを実装することが可能です。
日常的に利用する一時保育の予約機能を、自治体の公式アカウントで利用可能とすることで、自治体の公式アカウントが、保護者にとって、なくてはならない存在になります。私たちはこれからも住民に利用してもらえるサービスを提供していきます。