岡山市立学校126校で、LINEを使った学校連絡システム(欠席連絡・情報配信)を導入。
岡山市の市立小・中・義・高等学校(以下、学校)は、岡山市LINE公式アカウントを通して、学校と保護者が連絡可能となるシステムを利用開始しました。
岡山市教育委員会では、学校連絡にかかわる保護者の負担軽減、安全安心な学校づくりや教職員の働き方改革に伴う「子どもと向き合う時間」のさらなる充実を目指しています。Bot Expressは、官公庁専用対話型アプリケーション「GovTech Express(ガブテック エクスプレス)」を通して、岡山市と共に教育現場の行動変容を起こし、子どもたちが安全安心に学ぶことができる世界の実現を目指します。
LINEを使った学校連絡、主な機能と特徴
①欠席・遅刻連絡機能
・保護者は、LINEから24時間欠席や遅刻などの連絡が可能。
・学校は子どもがいつ欠席や遅刻をしたのか、その理由までデータで蓄積されるため、出欠状態の把握が即座に可能に。
②クラス、学年、部活、PTAといったコミュニティ単位でのLINEからのメッセージ配信
・保護者は、自分の子どもに直接関係する情報や、臨時休校や緊急時の対応等の注意喚起などがLINEでスピーディに届く。
・メッセージにはファイル添付も。紙による配付と違って、保護者はいつでもどこからでも確認できる。
③アンケート機能
・紙での日程調整から解放。個人懇談や家庭訪問の希望日時調整がLINEでも可能に。
<学校連絡、導入詳細>
対象学校:岡山市立学校 126校(小学校87校、中学校37校、義務教育学校1校、高等学校1校)
対象児童生徒数:約50,000名
開始日:2023年4月7日(金)
利用方法:岡山市LINE公式アカウント(LINE ID:@okayamacity)を友だち追加。メニュー「子育て情報」から初回登録。2回目以降は、必要な手続きを選択し申請。
※岡山市LINE公式アカウント友だち追加方法詳細:https://www.city.okayama.jp/shisei/0000002466.html
岡山市におけるLINE活用
岡山市は、市民と行政をつなぐ新たなコミュニケーションの形を、岡山市LINE公式アカウント上で実現するために、LINE拡張サービス「GovTech Express」を導入しました。まずは教育現場のDXから開始し、今後は道路・公園の損傷通報、市政情報のセグメント配信などに機能拡張される予定です。
参考:https://www.city.okayama.jp/shisei/0000002466.html
システムの仕組み
岡山市LINE公式アカウントとBot Expressが開発提供する官公庁専用対話型アプリケーション「GovTech Express」を連携。GovTech Expressは、日本政府が求めるセキュリティ要求を満たしているクラウドサービスを評価登録する制度「ISMAP」にも登録されているSalesforceをプラットフォームとしています。LINEから入力したデータであっても、データが保存されるのはSalesforceのシステムで、LINE上には個人情報や機微な情報が保存されません。
Bot Expressは、「つくろう。愛される行政サービスを」をミッションに、GovTech Companyとして、住民利用率・満足度の高いサービスを提供しています。教育現場での取り組みも強化し、保護者や学校教職員、双方の行動変容に向けて、手続きや連絡などを、デジタルであるべき簡単さに変えていきます。