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北海道の導入自治体が集合し、ナレッジシェア勉強会を開催しました

GovTech Expressは、自治体職員が自ら開発でき、開発した機能を他の自治体に横展開できるという特徴があります。また、オンラインセミナーや勉強会を通して、庁内調整・実装方法・運用などの取り組み方から、行動変容結果を共有しあうなど、全国自治体が協働して自治体DXに取り組んでいます。

今回は、6月に開催した北海道内自治体のナレッジシェア勉強会の様子と、勉強会を企画したパートナーサクセスマネージャー秋葉へのインタビューをご紹介します。一人情シスとして頑張っている方、チームでDXに取り組んでいるが他自治体のナレッジも参考にしたい方、Bot Express・導入自治体と共に学び、取り組んでいきましょう。


今回の勉強会概要

【対象者】北海道内のGovTech Express導入自治体
【趣旨】疑問の解決、活用方法のアイディア獲得、気軽に連絡を取り合える関係構築
【プログラム】自己紹介、質問・意見交換、Bot Expressからの共有など
【開催手法】オンライン
【主催者】株式会社Bot Express

勉強会簡易レポ

今回の参加自治体は8つ。みなさん初めての顔合わせだったので、自己紹介からスタートしました。GovTech Expressの習熟度や、これまでの歴史、公開した機能やこれからチャレンジしたい機能を相互に共有。お互いの状態を予め理解することで、意見交換の目線合わせがスムースに。

上砂川町青山さんの自己紹介シート
青山さんにはBot Express Showcaseにもご登壇いただきました。
レポート:https://note.bot-express.com/n/n88b42c984153

続いて、質問や意見交換タイムに。実際に話題に上がった話を、領域ごとに一部ご共有します。

庁内調整

【相談】
DXにやや後ろ向きな原課とのやりとりに苦労しています。DX化に向けた庁内調整はどのようにすすめていますか?

【回答】
自治体A:
職員のグループウェアで公開されている業務を見つけて、勝手にプロトタイプを作り「こんなのできちゃいました!」と提案しています。仕事が増えそうという懸念に対しては、「これとこれをやるだけで業務が楽になりますよ。やらないと損ですよ」とコミュニケーションとっています。1回でも何か実装できたところは、次もやりたいとなってくれるので、そこから徐々に広げるようにしています。

自治体B:
DX計画があり、副町長をトップとする組織があるので、そこに承認を得る形をとっています。上からの指示でやることになったと説得できるので有効です。

自治体C:
原課から相談があがってきたものを構築しています。全庁向けにLINE活用に向けた説明会や個別相談会を実施しています。調査結果をもとに、DX部門にて機能をどんどん追加していきたいと考えています。

全庁的なDX化醸成

【相談】
庁内全体でDXが進むような施策はありますか?

【回答】
自治体A:
2名でDX進めていますが、庁内に向けてニュースレターを配信しています。1年くらい継続していますが、少しずつ相談してくる職員が増えてきました。今後、DX人材育成計画を立てる予定で、そこにGovTech Expressの操作も盛り込む予定です。全庁的に使える人が増える想定です。

自治体B:
広報部署なので、さまざまな情報が集まります。全庁から集まってくる「広報案件」の中から、受付が必要そうなものは「LINE受付」を提案するなどし、利用に繋げています。

LINEの位置付け

【相談】
誰向けにLINEを活用していますか?

【回答】
自治体A:
町内向けに発信していますが、庁内・町外と受信設定で区別できるようにしています。町外向けにはふるさと納税の案内を出しています。結果が出れば、ふるさと納税のポータル以外でも認知が取れることを示していければと思っています。

自治体B:
住民向けに緊急情報を発信しようと思って設立しました。昨年度、利用・満足度調査を行なったところ、回答者の90%以上が住民で、50代以上がメインでした。中高年以上をターゲットにしたほうがしっかり情報が届くと考えています。

運用

【相談】
LINE公式アカウントを公開した後の受信設定は、どのように促していますか?

【回答】
自治体A:
リッチメニューに配置して、地道に増やしていっている状況です。

Bot Express:
大雨や給付金など、時事ネタに絡めたり、他の新機能をリリースする際に、合わせて受信設定を促すなどの工夫もあります。

参加した自治体職員の声

参加者の集合写真

むかわ町様:
本町はこれから導入という段階で参加させていただきました。参加された自治体職員の皆様から実務レベルのリアルなお話をお聞きすることができ、特に担当部署への提案の仕方については大変参考になりました。今後も続くのであればぜひまた参加したいと考えております。

恵庭市様:
それぞれの自治体で実装している機能は様々ですが、共通の困りごとや悩み事も多いことがわかり、今回のように他の自治体のお話を聞ける場はとても勉強になりました。
普段の業務でも他の自治体を参考にすることはありますが、私の場合、きっかけがないと話を聞きづらいのでとても有難かったです。意見交換会後に早速連絡してしまいました!

上砂川町様:
新しい行政のかたちづくりに挑戦している仲間がいることに心強く感じました。既にサービスを実装している自治体から運用方法について教えてもらうこともできとても有意義でした。
今後もこのような機会があればぜひ参加したいと思います。
また、導入自治体で広域的なスタンプラリーの実施など連携ができたら楽しそうだなと感じました。

釧路町様:
各自治体がどのような業務でどのようにLINEを活用しているか共有することができ、大変参考になりました。本町では、導入していない業務分野もあり、色んな活用事例を知ることができたので、新しい視点で業務を考えることができるきっかけづくりになったと感じています。本当にありがとうございました!

余市町様:
北海道内の自治体で導入されている自治体とのつながりがなく、このような場を用意いただけたのは大変貴重な機会でした。特に、行政運営上の実務については他自治体を参考にしたいことも多く、今回を機に参加された皆さんに相談できればと思いました。

新ひだか町様:
他自治体の公式LINEについて、現場担当者の生の声を聞くという貴重な機会を設けていただき大変有難かったです。当町の課題として原課へのLINE利用を促す方法を模索している最中でしたので、そのような課題への各自治体の対応方法を確認することができたのは、今後の展開に大きく寄与するものだったと思います。
今回参加された自治体の方とは繋がりができましたので、公式LINEの関係で話を聞きたいときに相談してみようと思うきっかけになったと思います。

秩父別町様:
いろいろな方のご意見を拝聴でき、「こういう考え方もあるのか」と、新しい発見ができました。運用次第では「何でもできるツール」になると感じた
勉強会でした。

古賀市様(福岡県から特別参加):
本市は北海道内の自治体ではないですが、交流会があると聞きつけて参加させていただきました。他自治体の運用方法や公式LINEに対する考え方を直接聞くことができて、大変参考になりました。
今回のような自治体間同士の交流場ができると、運用や構築に行き詰った場合に相談しやすくなると思うので広まっていったらいいなと思いました。
ありがとうございました!

企画者インタビュー

今回、北海道の勉強会を企画したパートナーサクセスマネージャー(以後PSM)秋葉に、企画の意図や実施後の所感について話を聞きました。

Q:まずは、PSMとしての日々の活動を教えてください。
私は、ご導入いただいた自治体のみなさんに、日々伴走しています。DX企画から、GovTech Expressの機能実装支援、利用状況の分析などを通して、自治体のパートナーとして、その自治体職員と同じくらいの思いを持って取り組んでいます。

Q:なぜこのような場を設けたのでしょうか?
みなさん、自治体同士で直接情報交換する場が欲しいんじゃないかなとは思っていました。色んな事例を知ってもらって、より多く活用して欲しいと思っていました。自治体から自治体に直接聞いてみたいことがあるだろうなと。僕自身、Bot Expressに入社する前は20年近く市役所職員でした。何か取り組む際は、近隣自治体に話を聞くことも多く、そう言った場を積極的に創ることで、自治体職員の力になると考えていました。

Q:秋葉さんがPSMとして支援することと、勉強会から得られるものの違いは何でしょうか?
普段も、他の自治体事例を知りたいと言われた時に、自治体に確認し情報を共有するという動きはとってきましたが、本当に聞きたいことは直接話したほうがいいんじゃないかと思っています。会話していくと、一つ目の質問じゃなく、三つ目あたりで本来聞きたかったことが出てくるんじゃないかなと。何より同じことを業務として行なっていること、顔が見えることで安心感を得て「自分も頑張ろう」と思えるんじゃないかなと。顔が見えると全然違うとおもっています。

Q:今回の北海道勉強会、開催してみていかがでしたか?
初めての参加だったので、話したかったことが話せなかったのではないかと感じています。回数を重ねて、みんなが緊張感がない状態に持っていくことで、より良い情報交換ができるんじゃないかなと思っています。関係を深め「直接視察に行ってみる」などの動きにつながると、より解像度が上がり、デジタル化の取り組みがより加速すると考えています。

Q:今後の計画を教えてください。
他のエリアでも、積極的に開催していきたいです。理想は、私から提案するというより、自治体から開催の提案があること。最終的には、Bot ExpressのPSMがいなくても、活発に交流がなされている状態が素敵ですね。こんなことできちゃいました!的な連絡をいただけるようになると嬉しいですね。

パートナーサクセスマネージャー 秋葉

編集後記

GovTech Expressには全国約1万人の自治体職員がアクセスし、日々開発しています。今回の勉強会は「北海道内」という括り方で開催しましたが、エリアは限定せず、人口規模が同じ自治体で集まる形、防災や子育てなど部署ごとに集まる形など、色んなパターンが考えられると思います。パートナー自治体の皆様が、知りたいことを「より早く・より深く」知ることができるように、また新しい場を作っていきます。

Bot Expressや導入自治体と共に、自治体のデジタル化を進めていきたい方、ぜひお気軽にお問い合わせください。共に、住民利用率・満足度の高いサービスを提供してまいりましょう。

<関連情報>

  • オンラインセミナー情報

  • 導入自治体一覧

  • パートナーサクセスマネージャー秋葉へのワークスタイルインタビュー


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