【東京都港区】子育てひろばあっぴぃでのLINEを使った一時預かり申請が公開
港区では6月1日から子育てひろばあっぴぃ(8施設)の一時預かり手続きがLINEから行えるようになります。
一時預かりについては、児童の年齢によって定員が異ったり、一日あたりの利用時間に上限が設けられたりしていると思いますが、そうした要件にも柔軟に対応する港区の手続きを紹介します。
自治体概要
手続き概要
子育てひろばあっぴぃの利用にあたっては、利用登録、面談予約、利用予約と3ステップを踏む必要があります。
今回、これらの手続きがすべてLINEからもできるようになりますが、LINEから手続きを行う場合、登録のために施設を訪問したり、開所時間に電話をする必要はなくなります。
利用予約までの流れ
✅ 利用登録
新規で利用登録される場合は9つの質問に回答するだけで登録は完了します。また、利用登録後、希望される方はそのまま面談予約の手続きを行うことができます。所要時間は約1分です。
✅ 面談予約
面談予約時、トーク上に表示される利用登録済みの児童を氏名を選択して予約します。
登録がない場合は、何も表示されないため、未登録の方が面談予約を行ってしまうことは未然に防ぐことができます。また、利用登録情報を参照できるため、児童の選択、施設の選択、面談日時のたった3問の回答で手続きは完了します。予約のキャンセルも利用者が自ら行うことができます。
✅ 利用予約
面談実施後、施設が利用の可否を判断し、利用な可能な方へ登録番号を発行しますが、番号発行済の方だけ利用予約を行うことができます。
利用予約の際も、面談予約のときと同じように利用可能な児童氏名が選択肢として表示され、かつ利用可否を判断した施設のみ選択できるようになっているため、他の施設を間違って予約してしまうということを防ぐことができます。なお、質問数は4問です。
さいごに
港区には一時預かりを行う施設が30以上ありますが(区HPより)、今後、子育てひろばあっぴぃの他にもLINEから一時預かりに関する手続きを行う施設は区として増やしてく予定とのことです。
GovTech Expressで作成する手続きはLINEアプリさえあれば完結するため、利用者の利便性向上だけではなく、LINEアプリを入り口とすることで友だち数の増加も期待でき、ひいては住民への効率的な情報配信にも繋がりよいサイクルが生まれるのではないでしょうか。
今回手続きで仕様している仕組みは他の分野、手続きでも実装可能なため、もし興味を持たれた自治体担当者の方は是非パートナーサクセスマネージャーまでお問い合わせください。