友だちに手続きを利用してもらうために<周知編>
「手続きをオンライン化したけれども中々使ってもらえない…」そんな悩みを抱える職員の方もいらっしゃるのではないでしょうか?このnoteではそんな悩みを解消するためのちょっとした工夫をご紹介します。
1.ポイント
ポイントは3つあります。
1つ目は、(当然ですが)まずは手続きの存在を知ってもらうこと。
GovTech Expressのメッセージ配信機能では配信する対象・コンテンツ・日時を指定し友だち(住民)へメッセージを送ることができるので、手続きが公開されたときには積極的にお知らせしましょう!
2つ目は、長文のテキストメッセージを送るのではなく、画像などを用いて目を引きやすいメッセージにすること。
フレックスメッセージであれば、画像やイラストも使え、自由度高くレイアウトをカスタマイズできます。
3つ目が最も重要なのですが、配信するフレックスメッセージに行動を促すボタン(ウェブサイトでよく見る「購入はこちら」もこの類です)をつけること。
Webマーケティングの世界では、具体的な行動を喚起するWebサイト上に設置されたイメージやテキストのことをCTA(Call to Action)と呼ぶそうです。
2.自治体の取り組み
3つの自治体で実際に配信されたボタン付きのメッセージを見てみましょう!
南島原市では7月27日(水)にリッチメニューをリニューアル。同時に、友だちの属性や希望に合わせた情報配信を行うための受信設定アンケートも公開しました。
正午に友だち全員へフレックスメッセージを配信したところ、当日だけで1,385件の回答がありました。1日あたりの回答数としては、11月23日(水)現在までで最も多い数です。
廿日市市では10月1日(土)~10月31日(月)にデジタル月間限定クイズをLINEで実施。
4日(火)に友だち全員へフレックスメッセージを配信したところ、当日だけで432件の回答がありました。これは、他の日(30日分)の合計回答数よりも多い数です。
波佐見町では10月1日(土)から子育て世帯が商品券の支給申請を行う手続きを公開。
当日18時にフレックスメッセージを配信し、70件の申請を受け付けました。これは1日あたりの申請件数としては期間中、最も多い数です(1~2日の2日間で111件の申請がありました)。
3.さいごに
手続きは公開して終わりではなく、知ってもらう・使ってもらうための仕組みも欠かせません。メッセージを受け取った友だちを自然に手続きに誘導するためにも、フレックスメッセージ&行動喚起ボタンの活用はおすすめです!
※受信設定アンケートを設置している自治体であれば、特定の回答をした人だけにメッセージを送ることも可能です。
なお、フレックスメッセージは自治体職員自ら作成することができ、作成にあたっては追加費用は発生しません。
Bot Expressでは、フレックスメッセージの基本的な操作マニュアルやテンプレート集を用意していますので、希望される職員はパートナーサクセスマネージャーまでお問いお合わせください。