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【広島市】学校給食の献立・アレルゲンの情報をLINEで毎日お届け。お子様の安心な学校生活をサポートします。

学校給食での食物アレルギー事故の防止対策では、各教育委員会などで膨大なマニュアルを作成するなどして、学校の先生方などが多くの労力を使って毎日確認作業を行なっていると思います。

また、保護者も学校から配付される献立表を毎日確認しなければなりませんが、うっかり確認を忘れそうになることもあるのではないでしょうか。

そんな時、LINEで毎日プッシュ通知が来ると便利だと思いませんか?

今回はGovTech Expressを利用して学校給食の献立・アレルゲン情報の配信に取り組む広島市の事例についてお伝えいたします。また、そのセットアップ方法についても最も簡単なバージョンでの流れをご説明します。明日からでも取り組める仕組みです。


1. 広島市概要

人口:1,185,340人(2022年11月末現在)
公立小中学校数:約200校
LINE公式アカウントで公開中の機能:学校給食情報の他、道路・公園損傷通報、ごみ分別に関するチャットボット、保育施設検索などの機能も実装。

2. 取り組み詳細

広島市ではLINE公式アカウントを活用し、広島市内にある公立小中学校約200校にて学校給食の献立・アレルゲン情報を配信しています。

広島市の献立配信

指定した時間に献立・アレルゲン情報が通知で届き、スマートフォンで簡単に確認できます。

また、給食カレンダーから登録した学校や他校の献立・アレルゲン情報を検索することが可能です。

給食カレンダー

3. 住民の声

利用者約2,200人中、約570人が回答したアンケートでは、98%が「利用し続けたい」と回答しています。

「前日にLINEで通知が来るので、代替食を忘れずに持たせられる」、「紙に比べて見逃すことがなくなった」とアレルギーを持つお子さんのご家庭の支援につながっています。 「子どもと給食についての会話が増え、嫌いだった食べ物を好きになっていたことに気づいた!」などアレルギー有無に関わらず子どもと保護者とのコミュニケーションの機会にもなっています。

4. セットアップ例

この仕組みはいくつかのバリエーションがあります。広島市では、利用者が選択したアレルゲンを含む給食が出される場合にのみアラートを送信するという住民1人1人に合わせた精度の高い仕組みを提供されています。

今回この記事では、広島市とは異なる仕組み(シンプル版)として下記の機能を実装する方法をご説明します。

  • 利用者がアレルゲン情報の受信を希望する。

  • 毎日、給食に含まれるアレルゲン情報が届く。

受信設定

配信を希望する保護者は、まず受信設定を行います。
受信設定は簡単なアンケートに1度回答するだけです。

「設定」と回答するだけで受信できるようになります

配信される給食メッセージ

学校給食がある日の前日または当日の決められた時刻に配信されます。

献立情報のイメージ(シンプル版)
アレルゲン情報のイメージ(シンプル版)

配信準備(給食データのインポート)

配信の設定は、CSVデータをインポートするだけです。1ヶ月分の給食データをご準備いただければ、月に1度の作業で済みます。また、学校ごとに献立が異なる場合は、学校単位で異なる通知を送ることも可能です。

インポートデータのイメージ(シンプル版)


全国のGovTech Express導入自治体で利用可能

給食献立配信の機能は、GovTech Expressを導入済み、今後導入を予定する全ての自治体で実装することが可能です。毎日の生活に必要な情報をお届けすることによって、住民にとってより身近で欠かすことのできないLINE公式アカウントにすることができます。

私たちBot Expressは、これからも住民の生活に寄り添ったサービスを提供し続けます。ご興味ある方は、お気軽にお問い合わせください。



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