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「データの一括削除」機能をリリースしました。

概要

従来からあった課題として、GovTech Expressの中にあるデータを一括で削除するのが難しいというものがありました。今回リリースした機能を使うと、管理画面から条件を指定して対象のデータを一括で削除することができるようになります。
主なユースケースとして、以下のようなものを考えております。

  • 間違ってインポートしてしまったデータの一括削除

  • 各種ログデータの削除

仕組み

データを一括削除するためには、対象のデータを条件で指定する必要があります。本機能は、条件を指定する方法としてSalesforceが標準で備えている数式項目の機能を利用しています。
例えば、以下は「作成から30日経過したレコード」を指定する数式です。Excelの関数のようなイメージで柔軟に条件を指定することができます。

DATEVALUE(CreatedDate) < (TODAY() - 30)

このように数式で条件を指定して、条件に合致するデータを一括で削除するというのが、本機能の基本的な仕組みです。

操作イメージ

「データの一括削除」タブへと移動すると以下のような画面が表示されるので、削除対象のオブジェクトと削除条件を指定する数式項目を選択して、「削除実行」ボタンをクリックします。

条件を設定すると削除対象のレコード数が自動的に計算される仕組み

削除リクエスト送信後は、「一括データ読み込みジョブ」の画面から実行状況を確認することが可能です。

一括データ読み込みジョブの画面から実行状況を確認できる

動作環境

GovTech Express バージョン 3.206以上が必要です。また本機能の利用にはシステム管理者権限が必要です。最新バージョンは随時すべての環境に適用されていきますが、現時点でのバージョンの確認、アップデートのご相談は担当のサクセスマネージャーまでお声がけください。

操作マニュアル

より詳しい使用方法は、以下の動画付きマニュアルもご覧ください。

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