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事例

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GovTech Express導入自治体の事例をご紹介しています。【導入自治体一覧 https://note.bot-express.com/n/naeaa32eb2b4b
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記事一覧

自治体通信52号にて、「LINEを使った公共施設予約」串間市事例を紹介

2023年9月発行の自治体通信52号にて、宮崎県串間市での「LINEを使った公共施設予約」を紹介しています。キャンプ場予約者のうち9割がLINE経由で予約を行い、1日数十件・1件あたりおよそ10分かかっていた電話での受付対応が実質ゼロとなるなど、住民の利便性と職員の負担を解消した事例です。 串間市担当者が登壇する無料オンラインセミナー開催今回インタビューに答えてくれた、宮崎県串間市 商工観光スポーツランド推進課 吉國様をゲストに迎えたオンラインセミナーを9月26日に開催しま

【鹿児島県さつま町】QRコードをスキャンするだけ。避難所受付のデジタル化で、避難者情報をリアルタイムに集約

災害発生時には、スピーディーかつ適切な判断が常に求められます。鹿児島県さつま町では、避難者に氏名・電話番号・住所を記入いただき、その内容を職員がメールや電話、MCA無線を使って対策本部へ報告していたため、避難状況の把握に時間がかかってしまったりと、様々な課題が挙げられていました。 これらの課題を解決するための実証実験がスタートしていますので、ご紹介します。 1. さつま町の概要2. 避難の流れこれまでの避難所運営では、 (住民)避難者名簿を記入 (避難所職員)避難者数を

【長崎県長与町】ファミサポ事業のマッチングをデジタル化し、利用者・サポーター・職員の負担を軽減

子どもの預かり育児の援助を受けたい人(依頼会員)と援助を行いたい人(協力会員)をマッチングする子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)をご存知でしょうか? 実施主体は市町村で、2022年度時点では982の市町村が実施しています(子ども家庭庁HPより)。 実施要項によると、この事業は配置されたアドバイザーが依頼会員と協力会員のマッチングを行う必要がありますが、このマッチングのプロセスの一部をGovTech Expressで行うことで、援助依頼にかかる電話

【長崎県島原市】開庁時間外の通報が約6割。時間を気にせず街の不具合を通報しよう

みなさんは、近所の道路等に損傷を見つけたらどのような行動を取りますか? 地域の道路や公園には、国や都道府県、市町村といった管理者が置かれますので、各機関へ直接、通報(情報提供)を行うことができますが、まずは一番身近な存在である市役所へ通報を行うのではないでしょうか。 ただ、電話で通報を行うと電話代や説明の時間もかかりますし、開庁時間にかけないといけなかったりと意外とハードルが高いもの。 では、これをオンラインで通報を行えるようになるとどういった変化があるのか、GovTe

自治体通信51号にて、「岡山市126校に導入、LINEを使った学校連絡システム(欠席連絡・情報配信)」事例を紹介

2023年7月発行の自治体通信51号にて、岡山市立学校126校に導入された「LINEを使った学校連絡システム(欠席連絡・情報配信)」事例を紹介しています。デジタル化により、保護者の負担軽減と、教職員の働き方改革に伴う「子どもと向き合う時間」の充実を目指し取り組んでいる、岡山市教育研究研修センターとデジタル推進課の担当者に話を伺っています。冊子は自治体職員を対象に配布されていますが、Web版は全ての方にご覧いただけます。 無料オンラインセミナー開催今回インタビューに答えてくれ

【長崎県南島原市】毎月100人友だちが増えるLINEを活用‐イベント申込み手続き編‐

南島原市では市が実施するイベントの申込み手続きをGovTech Expressを使って構築しています。 先月26日にLINEの友だちに周知された「もっと南島原ツアー参加者募集」の申込みは、周知から5日で定員に達したとのこと。 電話などで受付をしていた頃より、申込み状況に変化が見られたということで、今回、庁内でGovTech Expressの活用を推進する南島原市総務秘書課秘書広報班の細波さんにお話を伺いました! 自治体概要※南島原市が受信設定を開始した際に行った工夫はこ

【福岡県うきは市】1分で完了する不在者投票用紙のLINE申請で、投票率向上へ

うきは市では、2023年4月9日の福岡県議会議員選挙の実施に伴い、不在者投票用紙の申請をLINEで実装しました。申請完了にかかる時間はたったの1分。事前登録も不要で、LINEからどこにいても申請をすることが可能です。申請の不備連絡含めた、申請者とのコミュニケーションもすべてLINEで完結。申請者とのスピーディーなコミュニケーションで、選挙事務を円滑に進めることができます。 うきは市の概要取り組み郵送で投票用紙を請求する場合は、事前に必要な書類をダウンロードの上、地元の自治体

自治体通信50号にて、座間市での「LINEを使った防災施策・職員参集訓練」事例を紹介

2023年6月発行の自治体通信50号にて、神奈川県座間市での「LINEを使った防災施策・職員参集訓練」事例を紹介しています。約900人の職員名簿管理作業がゼロとなり、応答はメールに比べ2倍反応が早くなった防災関連業務の事例です。冊子は自治体職員を対象に配布されていますが、Web版は全ての方にご覧いただけます。 自治体通信では、人口の66%相当が登録する「座間市LINE公式アカウント」を開設時から担当する座間市 情報システム課 デジタル推進係 矢萩様と、LINEを活用した職員

【長崎県五島市】GovTech Expressで給付金の審査業務効率化を実現

五島市では、5月10日(五島の日)から子育ての面談予約が、6月12日から出産・子育て応援給付金の申請手続きがLINEからできるようになります。 今回は適切な申請のみ受付け、かつより少ない工数で審査をするということに注力した給付金手続きの裏側を紹介します! 自治体概要手続き概要全国の自治体で実施されているためご存知の方も多いかもしれませんが、対象者に子育てに関する給付金を支給するというもので、対象となる方については、いくつか条件があります。 例えば、出産応援給付金であれば

大雨・台風への備え。全国の自治体で実施するデジタル避難訓練や防災施策を紹介

例年より早い梅雨入りとなり、大雨や台風に備えなければならない時期がやってきました。自治体職員の皆さんは、住民の命や財産を守るために防災の知識を周知することに努めていると思います。 そんな時に活用していただきたいのが「デジタル避難訓練」です。避難訓練というと、どこか広いグラウンドに集まって行っていたと思いますが、防災DXのひとつとして「いつでも・どこでも」防災意識を高める訓練を自治体のLINEから行うことができます。その他、防災メールとの連携やスマホで避難所検索など、充実した

【北海道上砂川町】契約から10日で6種類の手続きを構築。スピード公開の秘訣。

GovTech Expressは「職員が自ら開発ができること」が大きな特徴のひとつです。導入を検討している自治体の担当者の中には、本当に職員だけで開発ができるのか?プログラミングの知識が必要なのでは?開発には多くの時間がかかるのでは?といった不安をお持ちの方もいらっしゃると思います。 今回の事例は、わずか10日間で6種類の手続きを実装した北海道上砂川町です。どのようにして短期間でシステムの操作を覚え構築を進めたのか。担当者に詳しくお話し伺いました。 1. 上砂川町概要2.

【宮崎県串間市】LINEを使ったがん検診予約がスタート

串間市では、6月1日からがん検診の予約がLINEからできるようになりました。今回は、GovTech Expressで、より少ない質問数で予約ができ、かつ入ってきた予約情報について職員の確認箇所をゼロにする仕組みを実現しました。 自治体概要手続き概要串間市では、胃がん検診など7種類の検診予約をLINEから行えるようにしていますが、LINEのトーク上で6つ(LINE予約番号、生年月日、電話番号、他のがん検診の受診希望有無、検診を受ける会場、希望する時間帯)の質問に回答するだけで

【東京都港区】子育てひろばあっぴぃでのLINEを使った一時預かり申請が公開

港区では6月1日から子育てひろばあっぴぃ(8施設)の一時預かり手続きがLINEから行えるようになります。 一時預かりについては、児童の年齢によって定員が異ったり、一日あたりの利用時間に上限が設けられたりしていると思いますが、そうした要件にも柔軟に対応する港区の手続きを紹介します。 自治体概要手続き概要子育てひろばあっぴぃの利用にあたっては、利用登録、面談予約、利用予約と3ステップを踏む必要があります。 今回、これらの手続きがすべてLINEからもできるようになりますが、L

自治体通信49号にて「LINEで幼児健診予約」、磐田市での導入事例掲載。

2023年4月発行の自治体通信49号にて、静岡県磐田市での「LINEで幼児健診予約」事例が掲載されています。利用満足度は98%、毎月約400人分の健診日程管理や1日20件の電話対応がほぼゼロとなった事例です。冊子は自治体職員を対象に配布されていますが、Web版では全ての方にご覧いただけます。 今回インタビューに答えてくれた、磐田市 こども部 こども未来課 子育てサポートグループ望月様をゲストに迎え、自治体通信ではお届けできなかった「LINEで幼児健診予約」の取り組み背景、実