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千葉県我孫子市、全職員約1,300人が利用し全庁的なオンライン化に取り組む「スマホ市役所」を開設

千葉県我孫子市(市長:星野順一郎)は、スマホ市役所を2023年8月に開設します。全職員約1,300人が利用し、300以上の住民サービスのオンライン化と役所業務をオンライン化します。

なお本件は、2023年6月に行われた「我孫子市スマート申請システム導入業務委託」公募においてBot Expressが選定されたことを受けて、我孫子市とBot Expressが共に取り組むものです。

取り組みの背景と解決する課題

我孫子市では、行政手続きのオンライン化を進めている中で以下のような課題があり、オンライン化を進めても市民サービスの利便性向上、事務の効率化につながっていない状況でした。

<課題>
・住民が自身で必要な手続きを判断するのが難しい
・記載誤りや記載漏れがあった際の確認に時間を要する
・事務処理を行う際に電子データを紙に印刷する必要があり、手続きに時間を要する

これらの課題を解決するために、住民がオンラインで、「いつでもどこでも」だけでなく、「簡単に」「迷うことなく」「正確に」手続きを行えるようにするため、「手続き案内機能」や「対話型申請機能」を有したスマート申請サービスとしてBot Expressが提供する「GovTech Express」を導入しました。これにより、住民は手続きの処理状況をリアルタイムで確認できるとともに、申請受付から決定・通知等までの時間が短縮するため、長時間待つことがなくなります。

GovTech Expressは、ノーコードで職員が自由に開発できるプラットフォームのため、申請情報からの連携による「台帳管理」や「事務処理の進捗管理」「通知書の作成」などそれぞれの業務の特性に応じたシステムや、新しい政策や変化する住民ニーズに合わせて即座にサービス構築可能となります。これまでは予算やスペックの制約によってシステム化できなかった市町村独自の制度・手続きも含め、すべての行政手続きをオンライン化することができます。

我孫子市スマホ市役所の特徴

1. 300以上の手続きをオンライン化し24時間365日住民にサービス提供
結婚、出産、転入・転出・転居、保育、離婚、おくやみなどあらゆるライフイベントに伴う300以上の手続きをオンライン化。開庁時間を気にせず、いつでも手続き可能。

2. 我孫子市全職員が利用
住民から申請された届出の確認、庁内決裁、文書回覧などあらゆる業務をスマホ市役所に集約。窓口受付も、庁内処理も1つのプラットフォームで完結。

3. 「1 Clickで完了」に、とことんこだわった職員向け管理画面
クラウドでは通常できない自治体ごとの事務に合わせた操作画面のカスタマイズをノーコードプラットフォームによって実現。不安になるほど少ない操作で庁内の回覧・承認処理が完了。

4. PUSH型で該当住民にお知らせ
住民はHP等で該当する給付金を探す必要なし。我孫子市よりスマホにPUSHでお知らせ、そのまま申請可能。

我孫子市スマート申請システム導入業務委託に関して

Bot Expressは、提案の的確性と提案の独自性、機能要求への対応度、補助金交付決定事務や文書管理事務、キャンプ場予約、申請案内に対するデモンストレーションにおいて高得点を獲得しました。詳細は以下Webページよりご覧ください。

・我孫子市スマート申請システム導入業務委託 仕様書
https://www.city.abiko.chiba.jp/jigyousha/nyusatsukeiyaku/r5_nyusatsujoho/proposal_r5.files/R5.4.3_smartshinsei_shiyo.pdf

・我孫子市スマート申請システム導入業務委託 評価結果表
https://www.city.abiko.chiba.jp/jigyousha/nyusatsukeiyaku/r5_nyusatsujoho/proposal_r5.files/R5.6.9_shinsei_result.pdf

Bot Expressが提供するGovTech Express、5つの特徴

今回我孫子市が採択した、官公庁専用アプリケーション「GovTech Express」は以下のような5つの特徴があります。

1. サブスクリプション契約で、機能を開発し放題。全国150以上の自治体が導入(※1)
※1 導入自治体一覧:https://note.bot-express.com/n/naeaa32eb2b4b

2. 細やかな個別カスタマイズによって、自治体のニーズやルールにあった機能を開発可能。その町で暮らす住民にあった行政サービスを構築。

3. 他のLINE公式アカウント拡張ツールと併用可能。無料トライアルによって、ツール同士の相互補完効果も確認可能。(多数実績あり)

4. 導入後は、パートナーサクセスマネージャーが伴走。自治体が行政手続きオンライン化の取り組みを自走できるよう個別支援。

5. データは政府が認定するクラウドサービス(ISMAP認証)のSalesforceに格納。


Bot Expressは、「つくろう。愛される行政サービスを」をミッションに、GovTech Companyとして、住民利用率・満足度の高いサービスを提供し、共鳴するパートナー自治体と共にあるべき社会の実現を目指してまいります。具体的な取り組みは、我孫子市と協議の上決定し、追ってご報告いたします。

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