【事例動画】「行かない・書かない・待たない市役所」を3ヶ月でスタートした福山市。その軌跡を職員が語る。
広島県福山市の事例動画を公開しました。
福山市では「行かない・書かない・待たない市役所」の実現を目指し、LINE公式アカウントを利用した行政手続きを導入しています。スマホ市役所の実現を目指すICT推進課、市民課、そして住民の方にお話を伺っています。
LINEを住民コミュニケーションの重要基盤としている福山市の新しい役所窓口、メリットや住民の声をぜひ動画にてご覧ください。
福山市の概要
福山市LINE公式アカウントでできること
公的個人認証サービス(JPKI)と連携し、住民がマイナンバーカードをスマホに読み取らせるだけで、本人確認を必要とする申請を行うことが可能です。
また、キャッシュレス決済に対応しているため、各種証明書の発行手数料をスマホで支払うことができます。
他、マイナンバーカードの受取予約、電子版広報「ふくやま」、ごみ、休日当番救急医療、窓口混雑状況、フレイルチェック、などの機能を公開しています。
導入の決め手
GovTech Expressの「公的個人認証サービス(JPKI)」と連携できる点を評価。住民はマイナンバーカードをスマホから読み取るだけで、本人確認を必要とする申請を行えるため、適用できる住民サービスの幅が広がります。また、各種証明書の発行手数料を支払うためのキャッシュレス決済に対応している点も評価いただきました。
導入による効果
LINEによる申請は、約5割を開庁時間外の申請が占めていることから、住民が時間と場所を気にせず、いつでもどこでも申請できるサービスであると実感したそうです。マイナンバーカードの受取予約は約7割がLINE経由で、これまで一人約10分の時間を要していた電話対応が格段に減り、職員の業務負担の軽減につながりました。
住民は、LINEの質問に回答していくだけで、すべての申請プロセスを使い慣れたLINE上で完結できるので、操作に戸惑うことが少なくスムーズに行えます。申請方法に関して操作がわからないといった住民からの問い合わせはほとんどありません。
GovTech Expressを導入後、福山市公式アカウントの友だち登録数は順調に増え、現在は12万人を超えています。これは、LINEを活用した行政手続きに対し、住民が利便性を感じてくれている証ではないでしょうか。
最後に
福山市におけるLINEは、DX推進に欠かせない役割を果たしており、今後も機能拡充が期待されます。
私たちBot Expressは、24時間365日、時間にも曜日にもとらわれず、さまざまな手続きが自治体のLINE公式アカウントで行えるスマホ市役所を提供しています。これからも自治体職員・住民に寄り添うサービスを提供していきます。
福山市の取り組み、関連記事のご紹介
・自治体通信 Vol.41(2022年8月号)、自治体通信ONLINE
・マイナンバーカードを用いて本人確認を行うJPKIを組み込んだ手続きの発表リリース
・福山市ICT推進課 ICT企画担当松岡氏が登壇したBot Express Showcaseレポート