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【INTERVIEW】自治体と共にビジョンを実装するパートナーサクセスマネージャーの日々

Bot Express 代表やメンバーへのインタビュー企画、今回のテーマは「自治体と共にビジョンを実装するパートナーサクセスマネージャーの日々」です。

Bot Expressはパートナー自治体(契約自治体)に対し、いくつかの「約束」を示しています。その一つが「共に取り組む」です。

エンドユーザーは住民の方々。自治体の方々は、共にエンドユーザーにサービスを提供するパートナーです。私たちは、事業者として自治体に向き合うのではなく、自治体のExtension(拡張組織)として共に取り組みます。同じビジョンに向かって共に取り組む限り、サポートの回数や内容に制限はありません。 ー Bot Expressの約束 より抜粋ー

その約束を果たすべく、パートナーと共に活用ロードマップの作成から、役所内の各部署への提案、セットアップを何度も繰り返しながら、圧倒的に便利なサービスを住民に届け、実際に使われるオンラインサービスの実現を目指しているのが、パートナーサクセスマネージャー(以降PSM)です。

Bot Expressのコアな役割を担うPSM淺田と中原は、なぜBot Expressに入社したのか、自治体と共にどのような活動を行っているのか、話を聞きました。インタビュー動画も公開しますので合わせてご覧ください。

淺田 恵里 株式会社Bot Express パートナーサクセスマネージャー
誰でも利用できる行政サービスを充実させ、住民の暮らしを豊かにしたいと思い、名古屋市役所へ入庁。区役所での窓口事務や、条例等を制定する本庁部署において区役所事務の円滑な運営を支援。2021年6月より現職。パートナー自治体職員と共にGovTech Expressをフルに活用して多くの機能や手続きの実装に取り組む。
中原 郁美 株式会社Bot Express パートナーサクセスマネージャー
性別や年代などを問わず、多くの方たちに寄り添ったサービスを作りたく、自治体やクラウドファンディングサービスの業務に従事。住民の満足度を追求しつつ、自治体の挑戦を応援できるところに惹かれ、5月から現職。感覚的に使える便利なサービスを広め、より身近な行政サービスの実現を目指す。


ー これまでのキャリア

淺田:2021年の6月からBot Expressで働いています。前職は名古屋市役所で7年間勤務してました。市役所では、戸籍や住民票を取り扱う部署や消費者庁に出向するなど様々な職場にいました。

中原:2022年5月に入社しました。前職は、クラウドファンディングサービスでキュレーターとして資金調達のサポートをする仕事を担当していました。その前は、北海道函館市役所で4年半勤務していました。最初の配属の経済部では創業支援をやっており、その後1年間総務省に出向していました。総務省から戻ってきた年に、民間に転職をしました。

ー 公務員から転職を考えたきっかけ

淺田:前職で勤務していた時は、今よりもDXなど言われておらず、紙文化がとても多かったです。その中でもっと事務の効率化やオンライン化ができたらいいのになと、漠然とした思いがありました。そして、地方公務員として働いている中で目立ったスキルがなく、自分の得意なことを見つけるために、新しい環境で全く経験したことないことを経験して、自分のスキルアップをしていきたいという思いがあり、転職をしました。

中原:市役所で創業支援を担当している時に、創業希望者の相談や話を聞く中で、新しいことに挑戦する人を応援したいそういう人が評価される世の中になってほしいなと思いました。できれば、自分がサポートする人と近い距離でコミュニケーションを取ることができ、かつ行政サービスに関われる仕事がしたいなということで転職をしました。

函館市役所時代の中原(写真中央)。アフリカからきたJICAの研修生との意見交換会

ー なぜBot Expressのメンバーとなったのか

淺田:住民の方と一番近い目線で働きたいというのはずっと変わってなく、Bot Expressが提供してるサービスであれば、自分が直接、その住民の方に届けられるようなサービスを作っていけると思いました。そういった住民の方との距離が近いという部分でも、すごく魅力的に感じて入社をしました。

中原:住民の方に寄り添ったサービスを提供することができ、かつ、中にいる職員の方の業務負担の改善もできる。住民の方にも職員の方にも寄り添ったサービスが提供できるというところがすごく魅力的でした。


ー PSMとして、どのような活動をしているか

淺田:新しく契約したばかりの自治体のサポート、公開までどういうふうに進めていくかのサポートや、すでにご契約されている、長い間ご契約されている自治体が、例えばこんなことをやりたいとなった場合に、どうしたらそれが実現できるかというのを一緒に考えてサポートしていくということを主にやっています。あとは本当にまるっきり新しい営業の部分として、まだ契約されていない自治体に提案するということも挑戦しています。

担当する福山市役所を訪問し打ち合わせを行う淺田
サクセスストーリー動画:https://youtu.be/PV6hNItVRvY

中原:オンラインで打ち合わせをする時間が多いです。打ち合わせをしていく中で、職員が分からないことがあったらトーク画面や管理画面を見せながら説明しています。私たちの方で調べることがあったら調べて、その後ご回答するというようなこともやります。一番は、住民の方に使ってもらうための施策づくりや、どうやったら周知できるか、どうやったらより知ってもらった上で、使ってもらえるかというような計画を練ったりする時間です。打ち合わせの時間プラス計画を立てる、施策を立てる時間に費やしたりしてます

中原作成の住民案内チラシ


ー 未経験での入社。難しいことも多いと思うが、これまでの活動の中で、嬉しかったこと、そして悔しかったこと

淺田:嬉しかったことは2つあります。まず一つは最初お話ししてたように入社のきっかけともなったことでもあるんですが、住民の方からのフィードバック。私がメインでサポートした自治体で住民の方から「すごく使いやすかった。他にももっとこういうのがあった方がいい」などの声が少しでも届くと、やっぱりものすごくやりがいを感じます。住民の方からのフィードバックは、もっと収集していきたいなと思っています。

淺田が担当する沖縄県与那原町。住民からのフィードバックに喜ぶ担当臼井氏
サクセスストーリー動画:https://youtu.be/Bum2P0y178s

あとひとつは、入社して1年半くらい経ちましたが、この中で多くの知識をつけてきたので、自治体の方から「こういったことができるか」というご相談を受けた時に、最初の時よりも、この方法を使えばこれができるかもというのが、自分の中で引き出しとしてご提案することができるようになってきたこと。それがすごく嬉しいなと思っています。

難しかったこと、悔しかったことは、先ほどその提案ができるようになったというお話はしましたが、まだまだ全然勉強不足というか知識が足りていません。自治体の方からこういったことができるかと相談された際に、すぐ分からないこともまだまだいっぱいあります。私たちは「いろんなことが早い」ということを掲げているので、その中でスピードが落ちちゃうことというのが悔しいなと。いろんな経験を積んでいくしかないかなと思っているところです。


中原:嬉しかったことは、職員の方が手続きを公開した後に、こんなことを住民の方が言ってくれたというような嬉しいニュースを報告してくれる瞬間と、それを一緒に喜べる瞬間です。「中原さんが担当で良かった」と言ってもらえる時もあるので、そういった瞬間もすごく自分の中でやりがいに感じてます。

中原担当の長崎県波佐見町担当者との打ち合わせ

悔しかったことは、希望する運用・シナリオどおりの設定や手続きを作れないこともあり、そういった時に代替案、こういう方法であれば完璧ではないけれども、近しい方法になるかな、というような提案をできる時もあれば、自分の知識不足でできないところがあることです。この部分については、社内のエンジニアとコミュニケーションをしてサービスを改善したり、また自分自身がスキルアップのために難しい設定について覚えるような挑戦をするとか、そういったことをしています。


ー 共に取り組む「仲間」であるパートナー自治体へのメッセージ

中原:大変なことというのは、それだけ重要なことをやっていることだと思います。そこを一緒に乗り越えることで、新しい景色や、今まで聞こえてこなかった住民の方の喜ぶ声なども聞こえてくると思います。ぜひそういった難しいところにも一緒に挑戦していきたいなと思っています。

中原、担当する長崎県南島原市を訪問しての打ち合わせ


ー まだ、Bot Expressのパートナーではない自治体へのメッセージ

淺田:私たちのサービスは、どんなサービスよりも、ずば抜けて、実現できること・可能性が広いと思っています。 こんなことをもし他の事業者に依頼をしたら追加で料金がかかっちゃう、などそういった固定概念があるかもしれません。我々のサービスであれば、大体のことは、結構実現できてしまいます。ぜひ可能性を信じてご相談いただけるとすごく嬉しいなと思いますし、共にワクワクしていただければと思います。

メンバーインタビューvol.3では、PSMのパートナー自治体に対する思いや姿勢、活動についてお伝えしてきました。

vol.4のテーマは「ワークスタイル」です。Bot Expressでは、働く場所や時間、休暇は各自が自由に選択しています。北海道の大地で3人の子供たちを育てながら活動するPSM秋葉と、同じく3人の子供たちと福岡市で暮らすPRコーポレート担当松尾の対談です。アラフォーで新しい環境に飛び込んだメンバーの「ワークスタイル」についてお話します。

▼採用情報詳細
行政サービスのあるべき姿の追求、今後数年で日本のデファクトスタンダードを自らの手で確立する、独創的に仕事をする。共鳴していただけるメンバーを募集中です。共に挑戦しましょう。

▼メンバーインタビュー企画全編
Work Styleマガジンよりご覧いただけます。


編集後記

「だいたいのことは実現させる」と言い切る淺田。自治体職員の喜ぶ笑顔が見たくて毎日毎日頭を悩ませている中原。キャラクターも、得意なことも異なる二人ですが、共通するのは「自治体の力になりたい」という強い思い。

Bot ExpressのPSMはハードです。それでも熱量高く取り組むことが出来ているのは、パートナー自治体の皆さんの「頑張る姿」があるから。もっと簡単に、もっと早く機能実装したい、もっと住民に伝わるコミュニケーションを考えたい。そう思って、今日も二人はパートナー自治体に伴走しています。

担当する自治体で起こった嬉しいニュース(住民の暮らしの変化)について、目を輝かせて報告してくれるPSM。PRマーケ担当として、note記事や、映像、イベント、事例BOOKなどで価値をしっかり表現し、みんなのがんばりを応援していきたいと思いました。

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