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【INTERVIEW】自治体の行政事務を効率化したくて公務員から転職した営業担当

今回のメンバーインタビューは、23年勤めた市役所職員からBot Expressの営業に転身した仁志出の登場です。元々はパートナー自治体としてGovTech Expressを活用し住民サービスの向上や業務改善に取り組んでいた仁志出は、なぜBot Expressに入社したのか、営業としてどのような日々を過ごし、これから何を実現したいのか話を聞きました。


1. 自己紹介

こんにちは。営業の仁志出です。前回の入社半年noteを書いたのがついこないだだと思っていたのですが、気づいたら入社して1年が経っていました。怒涛の1年だったな〜と思っていたのですが、周りの元同僚の公務員たちは「まだ1年なの?元々Bot Expressの人かと思っていた。」と言います。どうやら板についているらしいです。公務員だった私が民間企業で出来ることはなにか、このnoteで伝えることができればと思います。

株式会社Bot Express 執行役員 営業担当 仁志出 彰子

2. 入社までの歩み

幼少期から勉強よりも運動。「考えるな感じろ派」の私が市役所で勤めることは想定外でした。というのも私も市役所の公務員にはなるつもりがなく、警察官になりたいという気持ちで公務員の勉強を始めたことがきっかけだったのですが、市役所の事務しか受からなかったというのが原因です(笑
市役所に勤めて、直感的に合わないと感じた私は3年目ぐらいで辞めたいと思いつつも23年間働きました。
どの職場でも「前年踏襲はしない」ことを肝に銘じ、引き継ぎのマニュアルは読んでも「目的が何か」を考え、時代に合わせた方法に変えていました。
新しいことを行うことや、これまでの仕事のやり方を変え仕事を効率化することに「おもしろさ」や「やりがい」を覚えていたからこそ、辞めたいと感じつつも使命感を持ち23年間も働くことが出来たと思っています。

3. Bot Expressとの出会い・入社を決めた理由

「お客様サービスの向上」(当時は公営企業だったため市民のことをお客様と呼んでいます)を行うのに、漠然とデジタル化かな?と思いつつも、すでに電子申請サービスを行っていたのでデジタル化は対応済と勘違いしていました。しかし、水道開閉栓依頼の電話がじゃんじゃん鳴っているのは何故なのか。調査・分析してみると電子申請サービスを使っているのはたったの4%、電話が96%という事実に愕然とし、実際に自分が使ってみたら5問目ぐらいで諦めて離脱するような手続きになっていることに気づきました。

17の自治体が掲載されている事例BOOK。職員側の目線や数値的効果も記載されている。

その時にたまたま参加した、LINE Fukuokaでの行政向けの説明会で、当時はLINE社で働いていた代表の中嶋さんのプレゼンを見て衝撃を受けました。

「これしかない」

一問一答の対話型で誰もがわかりやすく直感的に簡単に使える、ほんとうの意味でのデジタル化を実現することができるとワクワクした気持ちを覚えています。住民が便利になると同時に鳴り止まない電話を減らすことが出来て業務改善につながる最高のツールでした。
あのとき感じた、ワクワクの気持ちを忘れることなく2年ほどを過ごしている時に、偶然に発見したBot Expressの営業募集を目にし、入社を決意しました。

入社した2022年7月1日。まだ慣れなく、みんなと少し距離を置く私。
この日はちょうど渋谷区とセブン銀行との合同記者会見でした。

4. おもしろさ・やりがい

私は毎日、全国の自治体とオンライン会議を行っています。
あの時に感じたワクワクを、多くの公務員の皆さんに同じように感じてもらえるプレゼンをすることが私の仕事です。180を超える自治体に導入することができ、多くの方にワクワクを感じてもらえた結果だと思っています。(2023年8月現在)

今まで一つの自治体の枠に収まって仕事をしていたのですが、今は全国に枠を広げて仕事をするおもしろさ。そして何より、自信を持っておすすめできる「GovTech Express」で住民が便利になり、公務員の仕事を楽にすることが出来るやりがい。

日常的に仕事のことを考えることが多くなっても苦痛に思わず、この「おもしろさ」と「やりがい」があれば生活と仕事を無理に切り離さないワークライフを過ごすことが出来ます。忙しく過ごしながらも、初めて聞く自治体の名前や方言、街の特徴を知ることができ、家にいながらも毎日楽しく全国を旅しています。

オンライン会議の様子。マイナンバーカードを使った本人確認のデモをする私。

5. ビジネススキルの成長

判断力や決断力がつきます。
公務員時代は、お伺いを立て上司に決裁をもらい決めることがほとんどの仕事と言っても過言ではありません。

しかしスタートアップで働く時に必要なスピード感を保つには「自分で判断する」ことが求められます。もちろん最初は認識の間違いがないか不安でお伺いすることも多々ありましたが、会社の理念や考え方を理解することで道を外れないように判断することが出来るようになってきました。

リーダーのような仕事も多かったため判断力はある方だと思っていましが、公務員時代に慣れてしまった「お伺い文化」がなくなったことで、判断力とともに決断力が身についたと思います。

6. 労働環境・労働条件

完全なフルリモートです。
Bot Expressはコロナ禍前からフルリモートを導入していたので、ウィズコロナとなった今でもこの働き方は変わりません。
そのため、今までのように隣に相談できる人がいるわけではなく、わからないことがあっても誰に聞けばよいのか、忙しくしているみんなの手を止めて聞いても良い質問なのかわからず、入社当初は、忙しいこと以上にわからないことを解決することに時間を要し、孤独で寂しいことに慣れませんでした。今ではSlackでの文字コミュニケーションにも慣れ、環境にも適応してきたと感じています。

そんなフルリモートに慣れてきたところに、山のオフィスが完成し、出社することになりました。中嶋さんにお伺いしたいことがあり、Slackでもいいけど、近くにいるし対面で聞いてみるかと社長室へ。

新しく出来た山のオフィス。木をふんだんに使ったおしゃれな社長室!!

ドアはついていないのでノックする必要はありませんでしたが、久々に「ちょっと今お時間ありますか?お伺いしたいことがあります」と以前の公務員時代では部長室などに入る前のような緊張感を味わいました。懐かしかったです!

7. Bot Expressの仲間

180を超える自治体に導入することができたと書きましたが、これは決して私一人だけの成果ではありません。

自治体からお問い合わせいただいているのは、Showcaseの開催(毎月開催される無料セミナー)や自治体専門雑誌、プレスリリースなど目にするきっかけ作りをする広報担当。その題材となる自治体と渾身の事例を生み出すパートナーサクセスマネージャー。どんな行政手続きも実装することが出来る最高のツール「GovTech Express」を作っているエンジニアの技術力。そして会社全体をバックヤードで支えるアシスタント。

日々、全員の力をお借りして営業が出来ていると感じていて、一緒に働く仲間たちには感謝しかありません。

山のオフィスに集まったBot Expressの仲間たち。

8. こんな仲間募集

これまで読んでくれた方は感じていただけたと思いますが、「GovTech Expressにワクワクを感じる」「判断力と決断力」「フルリモートへの適応」この3つを持っている方、そして「おもしろさ」と「やりがい」を感じ生活と仕事を無理に切り離さないワークライフを過ごせる方は、Bot Expressで楽しく仕事ができると思います!お待ちしています!

エアリアルヨガをする私。忙しく働きながらも趣味は大切にしています。

9. 営業ポジションの求人概要

スマホ市役所事例を日本全国の自治体に伝え共鳴するパートナーを増やす営業を募集しています。


編集後記

元公務員からスタートアップの営業へ転身した仁志出さんは、公務員に対する愛情がとてもとても深いメンバーです。勤労福祉、情報システム、学校教育、保健予防、経営経理、経営戦略部署などの経験から、役所の細かいオペレーションを理解しているため、GovTech Expressを導入することでどのように変わるのかクリアに見えた上で、サービスを紹介する営業活動をしています。

導入した自治体担当者からは、「営業を受けているというよりも、相談している感覚だった」という声を聞きます。仁志出さんと共に、自治体の皆さんの最良の相談相手になりませんか?


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