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事例

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GovTech Express導入自治体の事例をご紹介しています。【導入自治体一覧 https://note.bot-express.com/n/naeaa32eb2b4b
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2023年8月の記事一覧

【鹿児島県さつま町】QRコードをスキャンするだけ。避難所受付のデジタル化で、避難者情報をリアルタイムに集約

災害発生時には、スピーディーかつ適切な判断が常に求められます。鹿児島県さつま町では、避難者に氏名・電話番号・住所を記入いただき、その内容を職員がメールや電話、MCA無線を使って対策本部へ報告していたため、避難状況の把握に時間がかかってしまったりと、様々な課題が挙げられていました。 これらの課題を解決するための実証実験がスタートしていますので、ご紹介します。 1. さつま町の概要2. 避難の流れこれまでの避難所運営では、 (住民)避難者名簿を記入 (避難所職員)避難者数を

【長崎県五島市】職員負担軽減、申請手続きのデジタル化(セミナーレポート)

8月16日、「データの手入力をゼロに。職員負担を軽減した申請手続きのデジタル化」をテーマに、五島市DX推進担当工藤様とこども未来課担当久保様をお招きし「Bot Express Showcase 第17回」を開催しました。自治体職員の管理画面もお見せするデモンストレーション含むアーカイブ動画と、ポイントを書き起こしたイベントレポートをお届けします。 1.事例紹介登壇者 ▼五島市概要 ▼五島市のDX推進 3つの基本方針があります。 ・行政サービスにおける住民の利便性の向上

【長崎県長与町】ファミサポ事業のマッチングをデジタル化し、利用者・サポーター・職員の負担を軽減

子どもの預かり育児の援助を受けたい人(依頼会員)と援助を行いたい人(協力会員)をマッチングする子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)をご存知でしょうか? 実施主体は市町村で、2022年度時点では982の市町村が実施しています(子ども家庭庁HPより)。 実施要項によると、この事業は配置されたアドバイザーが依頼会員と協力会員のマッチングを行う必要がありますが、このマッチングのプロセスの一部をGovTech Expressで行うことで、援助依頼にかかる電話

【岡山県岡山市】市立学校126校に導入、学校連絡システム(セミナーレポート)

7月31日、「岡山市立学校126校に導入されたLINEを使った学校連絡システム」をテーマに、岡山市赤枝様をお招きし「Bot Express Showcase 第16回」を開催しました。自治体職員の管理画面もお見せするデモンストレーション含むアーカイブ動画と、ポイントを書き起こしたイベントレポートをお届けします。 1.事例紹介登壇者 ▼岡山市概要 ▼保護者連絡ツールの機能 主に以下3つの機能があります。 ・保護者が学校へ欠席等の連絡する ・学校または教育委員会から保護者

【長崎県島原市】開庁時間外の通報が約6割。時間を気にせず街の不具合を通報しよう

みなさんは、近所の道路等に損傷を見つけたらどのような行動を取りますか? 地域の道路や公園には、国や都道府県、市町村といった管理者が置かれますので、各機関へ直接、通報(情報提供)を行うことができますが、まずは一番身近な存在である市役所へ通報を行うのではないでしょうか。 ただ、電話で通報を行うと電話代や説明の時間もかかりますし、開庁時間にかけないといけなかったりと意外とハードルが高いもの。 では、これをオンラインで通報を行えるようになるとどういった変化があるのか、GovTe