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事例

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GovTech Express導入自治体の事例をご紹介しています。【導入自治体一覧 https://note.bot-express.com/n/naeaa32eb2b4b
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#GovTechExpress

選挙事務のデジタル化をLINEで実現。追加費用なしで、職員専用ツールを構築し公務員のめんどくさいをなくす。

2024年9月27日、石破茂新総裁が選出されました。その後、10月9日に衆議院を解散、27日に衆議院議員選挙の投開票を行うことが発表されています。 全国の区市町村職員の皆さんを始め多くの関係者が、このスケジュールに間に合うように準備を始めるところだと思います。 選挙に関する事務をデジタル化することで、職員の負担を軽減することはもちろんなのですが、GoveTech Expressはオプション費用なしで機能を実装することができるので、補正予算等を行うことなく、また他自治体の手続

【福岡県八女市】保護者9割が利用する入学祝い金申請。教育委員会の業務負担を半分に軽減し、教職員の働き方改革を実行

八女市では、小・中学校に入学する子どもの保護者に支給する入学祝い金の申請をLINE経由のオンライン申請に変更しました。この結果、祝い金支給に関する教職員の業務は「案内文書を配布するだけ」に、教育委員会の業務時間は「半分」に減らすことができました。 1. 自治体概要2. デジタル化した理由入学祝い金の申請は、毎年3〜4月に事務が集中しており、短期間に非常に多くの申請を処理しなければなりません。学校を介して保護者とやり取りをするので、調整にも多くの時間を要していました。そこで、

山口県宇部市、地域活動等への参加に応じたポイントを貯めて、デジタルギフトを受け取る「うべポイント」事業をLINEで開始

山口県宇部市(市長:篠﨑圭二)が宇部市LINE公式アカウントと官公庁専用アプリケーションGovTech Expressを連携させ、地域活動等に参加した方に対してポイントを付与し、取得したポイント数に応じて最大1万円分のデジタルギフトを進呈する「うべポイント」事業を本日より開始したことをお知らせいたします。 1. 取り組み概要宇部市では、持続可能な地域運営に向けて、担い手の育成や地域コミュニティの強化を図るとともに、一人ひとりが生涯を通じて健康づくりなどにも取り組み、健やかで

【岩手県】避難所受付の時間を15分の1に。避難所外避難者の位置情報や支援ニーズをLINEで把握可能にした防災DX事例

2024年9月18日岩手県久慈市にて、GovTech Expressを活用した「令和6年度岩手県避難所運営デジタル化実証実験」が行われました。これまでも避難所チェックイン機能の事例はあったのですが、今回バージョンアップした点、実証実験の結果についてご紹介いたします。 1. チェックイン機能とは従来、紙受付だったものをLINEを使って自動チェックインすることで、受付に並ぶ行列をなくすことや、受付簿に記入されたものを職員が手入力するなどの作業を省くことが可能となります。また、チ

【福岡県鞍手町】8割以上の職員が利用する、LINEで給与明細。初期開発費用ゼロで、印刷郵送コストもゼロに。

鞍手町は、追加費用のないサブスクリプションサービスであるGovTech Expressを使用して「給与明細配信機能」を構築しました。これにより、すべての職員が自分のスマートフォンを通じてオンラインで自身の給与明細を確認できるようになりました。 本noteでは、新規の別システムを導入することなくGovTech Expressを利用し、追加費用なしで給与明細のデジタル配信が可能となり、「職員の利用率8割以上」「初期費用がゼロ」「シーラーの作成・印刷とコストがゼロ」「派遣職員など

【世田谷区】「電話不要・待ち時間ゼロの子育て支援。利用率95%の一時保育予約や保育相談窓口予約など、子育てに関わる予約をLINEで受付」セミナーレポート

8月28日、「電話不要・待ち時間ゼロの子育て支援。利用率95%の一時保育予約や保育相談窓口予約など、子育てに関わる予約をLINEで受付」をテーマに、世田谷区小原様をお招きしBot Express Showcase 第27回を開催しました。自治体職員の管理画面もお見せするデモンストレーション含むアーカイブ動画と、ポイントを書き起こしたイベントレポートをお届けします。 1. 事例紹介登壇者 ▼世田谷区概要 ▼DX推進方針 ▼最近の主な取り組み ・庁内での生成AI利用環境の

岩手県避難所運営デジタル化実証実験において、LINEとマイナンバーカードを活用した避難所運営を実施。防災アプリ開発やカードリーダー不要で、避難所受付や避難所外避難者の位置把握、MAP上での確認が可能に

岩手県(知事:達増拓也)が実施する「令和6年度岩手県避難所運営デジタル化実証実験」において、岩手県LINE公式アカウントとマイナンバーカードを活用した避難所運営を実施することをお知らせいたします。 1. 取り組み概要岩手県は、災害対応力を強化するため、避難者受付業務や、在宅避難者・車避難者の把握業務等にデジタル技術を活用した実証実験を行うことにより、災害時におけるデジタル技術活用の可能性を検討します。Bot Expressは、実証実験に向けて、岩手県LINE公式アカウント上

【千葉県白井市】トライアル時に保護者9割以上が利用、教育委員会からも喜ばれる。LINEを使った学校連絡と教職員専用機能 セミナーレポート

8月20日、「トライアル時に保護者9割以上が利用、教育委員会からも喜ばれる。LINEを使った学校連絡と教職員専用機能」をテーマに、千葉県白井市中島様をお招きしBot Express Showcase 第26回を開催しました。自治体職員の管理画面もお見せするデモンストレーション含むアーカイブ動画と、ポイントを書き起こしたイベントレポートをお届けします。 1. 事例紹介登壇者 ▼白井市概要 ▼デジタル戦略 LINEは、GovTech Express導入前から秘書課が運用し

チャット相談や子育て施設検索から予約までLINEで完結。個別アプリの開発不要、限られた予算で機能拡充

GovTech Expressを導入済みの自治体であれば、追加の開発費用不要で予約手続きや施設などの各種施設検索を利用することができますが、今回の記事では子育てに関する機能をピックアップして紹介します。 また、自治体職員からのニーズを元に7月に改修・リリースされた施設の検索情報からダイレクトに予約できる機能もあわせてご紹介します。 1.医療機関検索GovTech Expressでは、以前よりジャンルごとの施設検索が可能です。自治体によっては避難所やAED設置箇所、公衆トイ

ジチタイワークス33号にて「公式LINEに防災機能を網羅し、一刻も早い災害対応を目指す」、福井県勝山市事例を紹介

2024年8月発行のジチタイワークス33号にて、福井県勝山市の「公式LINEに防災機能を網羅し、一刻も早い災害対応を目指す」事例をご紹介していま す。 2022年8月に発生した線状降水帯により、河川の氾濫、住宅や農地の浸水など、甚大な被害をもたらした勝山市。幸い人的被害はなかったものの、初めての大雨災害の経験で、住民への伝達など初動に課題が残ったことで、新たな情報伝達ツールを模索されました。 防災アプリの開発なども候補に挙がる中、高齢者が多いこともあり、より手軽に使えるツ

避難所チェックインなど9つの防災デモ動画を公開。防災アプリと同様の機能をLINEに集約

どんな行政手続きや予約でも、実装が可能なGovTech Expressですが、手続きや予約、情報発信だけにLINEを利用するのではなく、防災アプリのような機能も搭載することが可能です。様々な防災機能についてご紹介します。 1.防災デモ動画の機能一覧防災機能については、これまでもたくさん紹介してきたところですが、イメージが沸かないという方にぜひ動いているところを確認いただきたく、デモ動画を公開します。 スポット検索 デジタル避難訓練 災害通報 罹災証明 防災無線依頼

【北海道函館市】システム開発の外部委託から脱却。自治体職員自ら開発、導入から4ヶ月で10以上の機能を備えた「行かない窓口」を公開 セミナーレポート

7月18日、「システム開発の外部委託から脱却。自治体職員自ら開発、導入から4ヶ月で10以上の機能を備えた“行かない窓口”を公開」をテーマに、北海道函館市松林様をお招きしBot Express Showcase 第25回を開催しました。自治体職員の管理画面もお見せするデモンストレーション含むアーカイブ動画と、ポイントを書き起こしたイベントレポートをお届けします。 1. 事例紹介登壇者 ▼函館市概要 今年1月にGovTech Expressを導入し、LINEをリニューアルし

【長野県松本市】LINEでの一時預かり抽選予約導入。住民利用率100%、年間300時間の電話対応時間を削減

松本市は、市内の公立保育園8園での一時預かり予約を、2023年12月利用分からLINE経由で受け付けるシステムを導入しました。利用者は747人に達し、すべての申し込みがLINEを経由して行われました。これにより、電話予約による年間336時間の業務時間削減が実現し、抽選方式の導入で公平性が向上しました。利用者アンケートでは、多くの好意的な意見が寄せられ、職員と保護者の負担が大幅に軽減されました。 1.自治体概要2.取り組み松本市では、市内の公立保育園8園で行なう一時預かりの事

【長崎県波佐見町】家族に寄り添う優しいオンライン手続き。要介護認定調査の予約・取消をLINEで完結。電話対応をほぼゼロに。

要介護認定の進捗状況をLINEで確認できる熊本県合志市の事例を6月に紹介しましたが、今回は更新申請時の認定調査日の予約・取消をLINEで行える事例を紹介します。 LINEで完結する予約手続きはこれまでも紹介されていますが、今回の手続きは、トーク上に表示されるカレンダー(予約枠)が被保険者に応じて自動で切り替わるようになっています。これにより、間違えることなく有効期限内の予約枠を選択することができます。 1. 自治体概要2. 取り組み認定更新に関する日程調整を行う際、これま