スマホ市役所の新機能「AI Option」を公開。住民だけではなく、自治体職員にとっても説明書不要なITへ
Bot Expressは、スマホ市役所の新機能として「AI Option」を本日公開したことをお知らせいたします。公開に合わせて、自治体を対象に無償で機能提供する「AI Optionモニター」の募集も開始いたします。
1. AI Option 紹介セミナー動画
10月31日、機能公開に合わせて開催したセミナーのアーカイブ動画です。AI Optionの開発であるBot Express代表中嶋がデモンストレーションと共にご説明しています。
<セミナー内容>
機能詳細・設定方法、ユースケース、今後の機能拡張予定など
2. AI Option詳細
AI Optionは、スマホ市役所に「AIを組み込む」ための機能拡張です。従来は当然のように製品の仕様範疇でしか実装できなかったところが、アイデア次第でGovTech Expressの仕様を超えて多彩な仕組みを実装することが可能になります。
今回のAI Optionは、すでに提供している生成AIを用いたQ&A機能に加えて、トークで申請・予約といった機能の中でAIが利用できるようになります。これによって料金計算、各種事業の該当者・該当制度の判定、アンケートの分析、適切な手続き方法の案内などが可能となり、ユースケースは文字通り無限にあると考えられます。
これまでITシステムでは、管理者が製品仕様に沿って愚直にサービス構築をおこなう必要がありました。それに対してAI Optionでの構築作業では、これまでの「システムの設定」から「AIへの説明」に切り替わります。つまり構築の一部をAIに「任せる」ことができます。これまで住民に対して「説明書不要のIT」を提供してきましたが、職員にとっても「説明書不要のIT」となる第一歩だと考えています。
なお、AI Optionは今後も積極的な機能追加を予定しており、それらの機能はすべてAI Optionを追加いただくことで随時利用可能です。
3. AI Optionモニター
「AI Optionモニター」規約に同意いただける自治体を対象に、機能を無償で提供します。モニター上限は定めていません。AIを活用したデジタル化を、日本全国の自治体でお試しください。詳細は個別にご案内しますので、以下よりお問い合わせください。
4. 仕組み
Bot Expressが提供する官公庁専用アプリケーション「GovTech Express」に生成AIを組み込み実装しています。GovTech Expressは、日本政府が求めるセキュリティ要求を満たしているクラウドサービスを評価登録する制度「ISMAP」にも登録されているSalesforceをプラットフォームとしており、LINEから入力したデータであっても、データが保存されるのはSalesforceのシステムで、LINE上には個人情報や機微な情報が保存されません。
5. GovTech Express、5つの特徴
Bot Expressは、「つくろう。愛される行政サービスを」をミッションに、GovTech Companyとして、住民利用率・満足度の高いサービスを提供し、共鳴するパートナー自治体と共にあるべき社会の実現を目指してまいります。
<関連情報>