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【山のオフィス記 vol.8】リモートワーク大好きエンジニアが山で仕事をしてきました

Bot Expressでエンジニアをしている岩谷です。なぜか自社オフィスを山の中に作るという、都会のIT企業としては一見理解できないようなことを実行し、そこがいよいよ完成したので社員全員で2泊3日で集合したという、この夏のイベントについてのエンジニア視点でのレポートです。


なぜ山にオフィスを建設したのか

Bot Expressが山に自社オフィスを建設することは、入社前からnoteでなんとなく知っていました。この記事の中では、山のオフィスを建設する理由について、Bot Expressのミッションステートメントでもある新しいワークライフスタイルを探求のため、環境によってパフォーマンスが異なる社員のための環境作りのためということが詳細に書いてあります。
そんな新しい環境に行ってみて、実際にどうだったのか、普段のフルリモートの環境との比較でお伝えしたいと思います。

普段はフルリモート

Bot Expressは、全社員が日本中に散らばっていることもあり、基本はフルリモートの会社です。
私は前職の頃から、コロナ禍でフルリモートになりました。幼少期から自宅にこもってパソコンで遊ぶのが大好きであった私は、もとより朝早く起きて出社することが苦手であり、フルリモートになったことで、自分に最適化された自宅の環境で作業できることの嬉しさ、人混みを出歩かなくて良い気持ちよさ、始業開始1分まで寝られること、家でご飯を作りながら仕事ができること、etc…を全て享受しているタイプでした。

一方で、ずっと同じ場所にいるのはそれはそれで息がつまります。朝から晩までずっと自宅にいて、休憩も自宅、気分転換も自宅…、土日も家…、家が大好きでインドア派の私でも、さすがにフルリモートが続くと「どっか行きたい」と漠然と思ったり、集中できなくなったりすることが増えてきていました。

もちろん、Bot Expressではどこからでも働くことができますし、業務時間外にも外に行けばいいのですが、結局面倒だったり、人がいっぱいいたり、快適さでいうと自宅が最高なので、どうしても億劫になってしまいがちです。

前職から引き続きこのようなことを感じながらも働いていたある日、ついに山のオフィスが完成して、社員全員で集合することになりました。

都内から2時間、山の中

家から出るのは面倒と思いつつも、会社がオフィスを山の中に作って、集合の号令をかけたのでは行かないわけにはいきません。
移動自体は、あずさに乗って、それからタクシーで少し行ったところ。指定席なのでとても快適で、あっという間に着きました。(指定席で偶然隣の席だった同僚の淺田さんがすごい勢いで仕事をしていたのが目に入っていたのも、体感時間に影響しているかもしれません)

到着、思ったよりもすごい…!

いざ到着してみると、思ったより広い、大きい…!!会社としての本気を感じました。

中も広々

大自然プログラミング

上記の写真のように、中も広々としているのですが、私が一番気に入った場所は外のテラスでした。

小川のせせらぎ、鳥の鳴き声、葉ずれの息吹、軽やかなキータッチ

「どうせ、液晶画面しか見ないんだからパソコンなんてどこでやっても同じだろう」

そう私も思っていたのですが、違いました。一番違うのは、匂いです。木々の間を駆け抜けてくる爽やかな風が、森林の匂いを届けてくれます。パソコンの画面を見ながらでも、匂いが伝えてくる圧倒的な情報量があり、リラックスしながら、かといって飽きずに、プログラミングが捗る感じがあります。

また、プログラミングでつまった時に、普段だったらスマホを手に取ってしまったり、飲み物を取りに行ったり、ひどい時にはベッドにダイブしたりしてしまうのですが、ふと顔をあげ目の前の空間に視線を外し深呼吸した瞬間、圧倒的な緑と小川のせせらぎが嗅覚、視覚、聴覚に飛び込んできて、その一瞬だけでもリフレッシュでき、スッと作業に戻ることができました。

この体験をした時に、なぜ山のオフィスを作ろうとしたのか、理解できた気がしました。

オフラインミーティング

ずっとオンラインミーティングをしすぎていて、オフラインのミーティングとはどういうものであったか忘れかけていました。今回、到着してからすぐにエンジニアで開発プロセスについてディスカッションするワークショップがあったのですが、最初はおずおずと始まった気がします。ですが、慣れてくると会話のテンポもよく、集中したままディスカッションも盛り上がりました。

また、「ちょっといいですか?」とオフィス内を歩いている際などに声をかけられるというような、昔は当たり前だったコミュニケーション方法も、この会社では初めてだったので新鮮でした。自分はテキストコミュニケーションにずいぶん慣れている自覚はあり、あまりにもインタラプトが発生すると作業に集中できない問題もありますが、気軽にすぐ人に質問できる環境もメリットがあると思います。

最後に、一回もリアルで会ったことのない人でも、オフラインでよく会っていると全然初対面の感じはしないんだなという気づきも面白かったです。

まとめ

私はフルリモートワークが元々大好きですし、全国いろんなところから優秀な人が働けることが会社としての強みにもなること、また非同期コミュニケーションを推し進めてこそ、真に生産性が高く、かつ自由なリモートワークができると信じています。

一方で、今回の山のオフィスでは、みんなが同じ空間にいるという昔は当たり前だった業務のあり方を再訪問したことで、何か両方のいいところどりのような働き方ができないかと、考え始めるきっかけとなりました。

また、周囲との働き方以外にも、自分一人での作業においても環境を変えることの大事さがよくわかりました。山のオフィスや、あるいは自宅の近くでも自然の中で働ける場所を探して、たまには足を運んでみたいと思います。

オンライン・オフライン/都会・自然のいいところどりをしたいエンジニア、募集中です!

<関連情報>

  • 山のオフィス開設のプレスリリースです。豊かな自然と共に紹介する山のオフィスオフィシャル動画をぜひご覧ください。

  • メンバー対談やインタビューなどを通して、Bot Expressのワークスタイルを紹介しています。岩谷と代表中嶋のエンジニア対談、岩谷へのインタビュー記事も公開しています。

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